« 科学少年のお店 | トップページ | 愛の中国語! »

2003.09.23

IT紀要編集

大学等公的研究機関の紀要の出版は、媒体での出版コストは無視できないという事情はあるそうですから、ネットでの無償公開に踏み切るのは難しくないでしょう。紙CD-ROMで配るまでやるなら、一気にネットで、と考えるのは健全です。

一方で、学会の会報では、組織維持のための会員費とのバーターなどを考慮しなくてはいけないので、すんなりネットで公開という訳にはいかないかもしれませんが、ただコスト削減のために自分たちでDTPしたりすることは当たり前になるでしょう。またCD-ROM出版というのは、家内制手工業的にすることで、ずいぶんお安くできると思います。
こういったIT化は、研究全体に益するようになる、と考えます。

ここで編集者が考慮しておくとよいのは、仮に今そうでなくても、論文が電子データになる以上、将来的にはネットで公開されることを前提に、データを構築することです。そこまでを視野に入れて、外字の処理や文章の記述作法を組み込んで、執筆要領を作成したらよいかと思います。
(ただできれば、標準化されたものが欲しいです。日本中国学会公認!とかです。)
そうやって電子化された論文がネットで公開されるようになると、将来的には、XMLを利用した論文の相互リンクデータベースがネット上に出現するかもしれません。それはより充実した研究史の構築という、アカデミックな研究の基礎となる部分にかかる労力が自然と削減することにならないでしょうか。

|

« 科学少年のお店 | トップページ | 愛の中国語! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/2086/5629673

この記事へのトラックバック一覧です: IT紀要編集:

« 科学少年のお店 | トップページ | 愛の中国語! »