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2003.09.21

テキストクリティークとバザール方式

電子仏典利用者メーリングリストでの2001年2月の自分の発言について、今でも僕の考えは基本線では変わってないけど、実際にコラボレーションを実現させようとすると、まだまだ考えなきゃいけない問題はあります。
ただ明言しておきたいのは、中国学の伝統手法(文献学的研究)に価値を見出すのであれば、選び取るべき道は、閉じこもってテキストに耽溺するのではなく、ネットに踏み出して作業を開いていくことが、文献学の方法論の核を伝承することになるだろうということです。
学際的な方向性が打ち出せなくても、情報処理的なアプローチを通して文献学を再構築することで、現代的な評価を得ることができないものでしょうか。


大きな現実の困難としてあるのが、翻訳は研究業績とみなされない、という問題のようです。
誰がみなさいかといえば、それはまず文部科学省だそうで、そうなると職業研究者としては二の足を踏まざるをえない、よく聞く話ですし、ちょっと思い出せないけど何かの本にもそう書いてありました。
それこそ研究者間の合意で変えていける問題では?と思うんですが、そう話してそりゃ理想論だよと切り捨てられたこともあります。……うーん。

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