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2003.10.18

江川達也と電波な人々

雑誌「サイゾー」で、現在漫画家の江川達也さんがマンガエッセイ「江川式勉強法」を連載されています。妄想の世界に生きる電波な人にならないための勉強法を紹介する、というかなりそれはそれであれじゃない?といった内容です。
2003年11月号では「小林よしのりの読み方」として、小林よしのりさんの『ゴーマニズム宣言』が人をダメにする訳を読み解かれてます。批判の内容自体、とりたてて目新しいものではないですが、同業者でしかもバリバリ現役の江川さんによる批判である、というのはおもしろいです。他にも、藤子不二雄さんや宮崎駿さんの作品まで、妄想を助長して電波人間を育成する毒だと言い切ってます。うーん、すごい。

しかし、江川さんのいらだちも分かんではないですが、そういった毒はマンガアニメやカルト新興宗教が世に出るよりも昔からあったし、そういった毒を必要としていた人たちもいました。それを正しく勉強すれば大丈夫というのは、実効性のない教条主義的発想でしょう。
まあ弱者の傲慢さもいただけないですが、強者の無神経さもどうかと思います。
個人的には、魔夜峰央『ミーちゃんのアチャラカ月報』の方がおもしろかったりして。

あと、山形浩生さんの「山形道場」は最低立ち読みしてます。

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