« 2004年1月 | トップページ | 2004年3月 »

2004.02.22

円山応挙展

江戸東京博物館で開催されている円山応挙展に行ってきました。応挙展自体、相方がすごく見たがっていて、おまけに僕は江戸博を仕事の関係で3回ほど「視察」していて、おもしろいよと吹き込んでたものですから、まったくもってそんなヒマなぞないはずなのに、えいやっと行ってきました。うん、よかったです。

円山応挙の方ですが、知識もなく審美眼も低いのであれこれ書きません。一つだけ、氷の絵を見て、円山応挙すげーと実感しました。その絵、白地に墨で線を引いただけの代物なんです。ただそれでも氷が割れている絵として見えてしまうんですが、ほとんどモダンアートの世界じゃないですか。アリかそんなの。うーん、かっこいい。

常設展の方は、相変わらず人手でいっぱいでした。専門家からすると、たいしたことないとか、一度行って二度は行かないとか、色々批判はあるようですが、僕はここ好きです。江戸時代から昭和にかけての東京の生活を建物のミニチュアや実物大模型を通じて知ることができて、とても楽しいです。いくら本物でも文物だけから往時を想像するのはそれなりのレベルが要求されますもん。

でも確かに展示に拡張性はないかもしれません。そこは企画で乗り越えるんでしょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.02.15

『王の帰還』

ついに三部作完結だあということで見てきました、『ロードオブザリング王の帰還』。子供の頃に読んでいたおとぎ話が実写化されるというのは、何と幸せなことでしょう。3時間をこえる長い映画でしたが、リブタイラーの長い顔と非道い演技(だまってれば確かに麗しの姫君なのになあ)以外ではあまり冷めることもなく入り込んで見ることができました。

原作ファンで不満があるとすれば、やはりサルマンの最後が描かれなかったことでしょう。ジャクソン監督は、クライマックスをアラゴルンの即位にもっていきたかった、としているんですが、
監督自身、フロドとサムを物語の主軸にしたかったと言ってるんだから、それなら帰郷後のホビット庄でのサルマンとの対決がエンディングとしてあって、小さき者の成長と穏やかな暮らしへの回帰を最大のクライマックスとして描いた方が、結局人によっては散漫に感じるようなエンディングにならずにすんだと思います。
こうなると、映画秘宝誌にあった熱烈『指輪物語』ファンのサルマン役クリストファー・リーが、最後のエピソードを撮るのを嫌がったとかいう話が真実味ありますねえ。

あーそれにしても、エクステッドエディションの公開が待たれます。劇場に見に行きますよ。4時間は越えそうですが。。。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.02.12

中華料理『季菜CHiNA』

季菜CHiNA』六本木店を試してきました。六本木一丁目の駅出てすぐの泉ガーデンタワーにあるので仕事帰りにちょっと寄ってみました。
内容はフュージョンチャイニーズ、ヌーベルシノワとどう違うのだろう?、ともかくまあフランス料理っぽく一人一皿でコースを出してくれます。下は流行りの3,800でディナーが出てきます。お店の雰囲気も微妙に中華ゴージャスでデート向きですね。

味はまあそこそこ。でも致命的にサービスが悪いです。場所も内装もメニューも上手にまとめてるのに、中で動いている人間がまるでダメです。ファミレス並み、いや以下かも。
お茶がただで出ないのにも愕然としました。仕方なく注文したら、そこそこのお茶が茶壺で出てきて、お湯のお代わりは自由でした。なるほど。しかしそれならコースに組み入れなさいって。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

口頭試問終了

一応終わりました、学位論文の口頭試問。一応、という言葉に万感の思い込めてます。
問題点はだいたい自覚していて、実際そこを指摘されまくりました。そこは予想していたんですが、というか自覚しているなら何とかしておけという話ですがまあそれはそれとして、でも思ったよりもやさしい言葉をかけられ、出来が非道すぎたということなんだろうかと更に落ち込みました。
本にしたいなら後同じ分だけ論文書いて補いなさいというのが最終的な結論で、つくづくその通りなんですが、道はいよいよはるか遠くになりました。まあゴールが見えただけいいのか。というかゴールに着いてないのを学位論文として出したのか君は! え、いや、そういう訳でもないはずなんだけど。。。

しかし、先行研究との関係から自分の研究を位置付ける作業が不十分だったとはいえ、自分の議論のコンセプトが結局あまり理解されてないらしかったのが、非常に残念でした。そもそも既存の禅研究に不満があるのに、鈴木大拙は~とか言われてしまっては、立つ瀬がないです。いくら禅の勉強したところで、高邁な哲学ばかり読みとるんだったら、この研究自体成り立たないですもん。業界に身を置こうとしている以上は乗り越えなければならない壁なわけで、作戦の立て直しが必要だと痛感しました。革命勢力的に既存の解釈を最初から拒否するのはやっぱりよくないものですね。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2004年1月 | トップページ | 2004年3月 »