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2004.04.30

はてなグループと学術研究

はてなダイアリーは、日記サイトの中でもキーワード自動作成機能とかついてて、おもしろそうだとは思っていました。ただ使ってる文字コードがUnicodeでないので、中国語未対応だなあと見送り、僕自身はこうしてMovableTypeを使っています。その後、実体参照を使ったりしてはてなダイアリーの文字の壁を乗り越えたりしている事例もネットで目にはしましたが、そこまでしてとは思っていませんでした。
ところが、この度発表されたはてなグループでは、Unicode対応しているとのことです。これは使えるんではないでしょうか?
はてなグループでは通常のキーワード以外に、グループ内だけのキーワードも自動作成できるそうです。このサービスを利用して、学科・研究会・学会単位の、複数研究者のインタラクティブ研究ノートとして使ったりできないでしょうか。Unicode対応だから、中国学の研究者も安心して中国語やアヤシイ漢字をびしばし使えますし、キーワード自動作成を使うことで、半自動的にその分野のオンライン辞書が作成されます。

こうした実践は、研究のため、だけでなく、対外的なアピール、社会への還元のためという意義もあります。研究能力とページの更新頻度が比例するとはかぎらないので、管理側が計画的に利用者へアピールをし、参加研究者も社会還元といった要素を自覚していないと、実際の運用は難しいかもしれません。しかし、すべての研究者が、一般向けの文章を書く仕事をできる訳ではなく、また気軽にWebページを作成できる訳でもないので、こうしたハードルの低いメディアを利用して対外的アピールを試みるというのはやってみる価値あると思います。

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2004.04.29

文化遺産は金になる?

文化庁と総務省がタッグを組み、国立情報学研究所が協力して、国内にある文化財の情報公開を目指す、文化遺産 オンラインが試験公開されました。
美術品などの画像公開だけでなく、無形文化財の動画配信も行ってます。すごーい。

贅沢なコンテンツが無料で閲覧できるんですが、総務省のデジタル資産活用戦略会議の一連の情報を見る限り、コンテンツビジネスにつなげるところまで考えていることを伺わせます。ワーキングループ第2回会合配布資料で、大日本印刷のビジネスモデルが紹介されてました。
サイトの出来があんまりいいもので、こんなにばばんと情報公開してしまうと、熱心でない利用者はわざわざ博物館・美術館まで足を運ばなくていいやと思い、入場者が減少するんではという心配をしてしまいます。しかし、現物をもってる博物館は、デジタルコンテンツの商品流用の際にライセンスで儲けることを狙ってたりします。確かに、地方で元々そんなに人が来ないようなところなら、かえって儲かるかもしれません。
収蔵品ビジネスというそうで、28日付けの東京新聞朝刊最終面に詳しい記事がありました。意外と身近なところで使われているんですね。

こうしたデジタルアーカイブ計画は、元になるコンテンツ(歴史遺物や美術品)をふんだんに持っている、フランスや中国が力を入れているようですが、台湾もがんばっているようです。台湾の事情については別に文章を書きました。

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2004.04.28

居酒屋『悠杜比庵』

職場で数年ぶりに日本酒の会が復活しました。行ったお店は代々木の『悠杜比庵』です。つまみのメニューは普通の居酒屋さんといった趣ですが、置いてる地酒の数が半端ないです。一人4合近くは飲んで、各自で頼んだのを味見しあいっこしたので、まあ20種類近く味わったはずです。はずというのは、後半酔っ払って記憶がややあやふやになってたもので。。。とりあえずその日いちばんおいしかったのは、飛呂喜でした。
次回の店は僕が推薦ということになりました。続く。

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2004.04.27

コミック『大使閣下の料理人(19)』

大使閣下の料理人(19)が出ました。今回は台湾篇が入っていて、李登輝さんの訪日問題を料理で解決してくれます。。。料理にそんな外交問題を解決する力があるのかよ、というツッコミをしたくなる人もいるでしょう。18巻では米仏の中を料理でとりもったりと、ゴルゴ13並の活躍です。しかし、こうしたツッコミは、料理マンガというジャンルを知らない野暮ってもんです。
原作者は元公邸料理人ということで、外交官と面と向かって付き合った経験があるのでしょう。マスメディアで流されるようなあくどい外務省のイメージを読者向けに押さえつつも、きちんとまともな外交官がいる(偉い人にも若手にも)ということを描いています。所詮お話しだから、と思うのは間違いです。どこの業界だって、まともな人も変な人もいるというだけです。
僕自身仕事で外務省の人と接するようになって、マスメディアの報道のうさんくささが実感できました。

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2004.04.26

殺し愛

ということで、『キルビル2』見に行ってきました。テレビCMで「ラブストーリー」とかのたまってたので、本当に「どーなるキルビル」と思ってたら、確かに渋い任侠ラブストーリーになってました。よくもわるくも普通の映画に仕上がっているので、観たときの印象は1の方が強いです。どっちが好きかと言われれば1です。でもこっちはこっちでかっこよいのです。
時系列はシャッフルされてますが、エピソードの配置は、定番も定番であるのがすばらしいです。
敵の一人を軽く一蹴→雑魚をめった切り→さらなる強敵と一騎打ち(ここまで1)
→奸計に落とされるも復活→宿命のライバルと対決→最後の黒幕と一騎打ち
うーん、完璧です。

1と2合わせて3時間ぐらいにリミックスしたのを劇場で見てみたいもんです。それで、DVDではそれこそ各章1時間ぐらいにてんこ盛りにして完全版で発売してほしいなあ。

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2004.04.25

道士すくえにはレベルアップした。

土曜日は道文研の例会@東洋大でした。丸山さんの道士の出官儀礼に関する、いたって学術的な発表とまるで関係なく、道教ってRPGの設定にそのまんま変換できるなあと余計な妄想していました。うーむ、ダメ研究者だ、僕。
さて、何がRPG向きかというと、それは道士の位階と儀式のあり方なんですね。いいかげんな説明をすると、道教の出官儀礼というのは、道士が天界の偉い神様にお願いを聞いてもらうため、自分の身体の中にいる神様を出張させる儀式なんですが、道士が神様を働かせるにはそれなりの地位が必要で、そのために修行を積んで師匠から免許(「籙」と言います)をもらわないといけないんです。
つまり、経験を積んでレベルアップすると召喚できる神が増える、という如何にもRPGの職業的な「設定」なんですね。おまけに、レベルアップの際には師匠と向き合って儀式を行って、内なる気を呼び起こして神様に加工してもらって、再度自分の中に埋め込んでもらうという、ビジュアル的にもそそる展開つきです。
コーエーあたりで、こういったアヤシげな部分の考証をしっかりした、中国歴史RPG作ってくれないでしょうか。いくらでも情報提供するんだけどなあ。

道教研究のすそ野の広がりに役立つと思うし。本は買わなくてもゲームは買ってくれるかもしれないし。

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2004.04.24

ビジットジャパンキャンペーン

去年から国土交通省が主管となって行っているビジットジャパンキャンペーンは、海外から日本への観光を誘致する官民一体の活動です。キャンペーンの公式サイトでは、このキャンペーンの活動情報の他に、中国・韓国・台湾向けの観光情報を向こうの言葉で作成しています。またJNTO(国際観光振興機構)では、日本の基本情報をこれまた各国語で用意してくれています。
中国語を学んでいるもんですから、日本のことを中国語で紹介しなくてはいけない場面に遭遇することはこれまでもありましたし、これからもあるでしょう。そのときのための参考書としてこのサイトは使えるなと思いました。公式情報ですから一応安心です。何より無料です。

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2004.04.23

北村薫『朝霧』

北村薫さんの「円紫師匠と私」シリーズ第5作、
『朝霧』
が文庫になっていたので、思わず買ってしまいました。

cover

同シリーズは、ジャンルでいえば推理小説です。ただ、文学部くずれ、というかくずれこんでる僕なんかには、あこがれと共に胸が少し痛くなる、青春小説として読んでしまいます。主人公で文学少女の「私」は、名探偵役を務める落語家の円紫師匠と共に、日常の謎に向き合っていきながら、大学生活を過ごし、卒論を書いて、大学を卒業して、本作では出版社に就職して、と成長していってるんですね。それも文学少女としてまっすぐなまま。ええ、汚れちゃいましたよ、僕は。。。と感傷的になるくらい、文学を愛する者としての理想的な、すばらしく平凡な日々がそこにあるんです。

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2004.04.22

MTにはてなアンテナ

MTに自分のはてなアンテナをリンク集として表示する方法をずっと探していたんですが、いくつかネットで紹介されている方法のうち、sgnさん作成の

http://www.aether.jp/sgn/blog/archives/000213.html

にあるPHPスクリプトを使わせていただきました。調子いいです。感謝。

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2004.04.21

オンライン日中・中日辞典

漢情研BBSで知ったんですが、Excite辞書で、三省堂のデイリーコンサイス日中・中日辞典を検索できるようになっています。中日辞典ですが、Unicode化されていて、簡体字を入力しても検索してくれるし、発音表記については四声をちゃんと表示してくれます。まだβ版ということですが、このまま無料で公開を使えるようにしてほしいもんです。

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2004.04.20

朝ドラ『天花』

仕事をするようになって、出勤前にNHK朝の連続テレビ小説を見るのが癖になってきました。今は保育園の先生を目指す女の子がヒロインの『天花』というお話しですが、この娘、おっとりとした見かけといい蚊の鳴くような細い声といい、最近流行りの元気勝ち気男気なヒロインにそぐわぬかわゆさです。設定はまっすぐで気が強いことになってますが、容貌が裏切っているという、これはこれで新しさがありますね。

ストーリーがゆっくり進むこともあって、基本骨格の部分であまり奇をてらってないところも、朝ドラを見てしまう理由の一つです。創造性は細部に宿っておればよろしい。

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2004.04.19

中華料理『登龍飯店』

麻布十番商店街にある『登龍飯店』に、友人に「一粒400円の餃子があるよ」と言われ、思わず行ってきました。一皿2,000円で五個、何とも高い焼き餃子です。が、それもそのはず、メニューには明記してなかったですが、具にフカヒレ入ってました。
他に担々麺1,800円、フカヒレあんかけごはん3,300円と、そっちもけっこうな値段でしたが、おいしかったです。〆にアイスクリームのサービスがあって、それを味わっているうちに、ごはんで感じてた熱さがすっと抜けるという、不思議な感覚を味わいました。うーむ。
気軽には行けないですが、満足できるお店です。

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2004.04.17

中華ドリンクスタンド『EazyWay』

昨年だかおととしだか流行った「パールミルクティ」、覚えてますか? ミルクティに黒タピオカがとっぷり入ってるデザートドリンクです。
いや、僕は台湾に住んでいたときに大好きで、飲んでました。今でも向こうのドリンクスタンドでは基本メニューの一つです。
日本の流行の移ろいやすさに今更嘆いたところで仕方ないんですが、流行らなくなってから、あっというまにお店が減ってしまいました。中国茶の方は着実に定着しつつあるようですが、この手のデザート系は難しいのでしょうか。池袋に快可立ががんばってるけど、それぐらいだなあ。。。と思っていたら、いつの間にか、秋葉原に新しいドリンクスタンドが出来てました。
EasyWay』というこのお店、新宿と御徒町にも支店を構えて、なかなかやる気の様子。BOBAウーロンミルクティ(「パールミルクティ」の烏龍茶版)とBOBAジャスミンミルクティ(同ジャスミン茶版)の強力ダブルキャストに、茶葉蛋(煮卵)もありました。

ここでトリビア。「BOBA」とは「巨乳」のことである。。。何へぇだろう。
「波覇」と台湾では書きますが、元々の意味は香港の女優さんで巨乳で有名だった人(名前は知らないです)を指して、こう呼んでいたのが、一般化したそうです。
通常のタピオカよりも粒が大きいので、「波覇」って呼んでるわけです。すごいネーミングですな、よくよく考えてみれば。

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2004.04.15

携帯で多言語メール

雑誌のDIMEで知ったのですが、携帯で多言語メールを読み書きできるサービスがまもなく提供されるようです。

メーリンガル
http://www.mailingual.com/

日中韓台全て対応で、javaプログラムを使用して既存のメールアカウントでやり取りする方法だそうです。日本の携帯ではiモード、au、vodafone三社すべてに、海外の携帯ではGPRS対応機種にと全方位サービスです。ただ値段が入力まで含めると月額1,000円近くになりますが。

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2004.04.13

ハンバーガー『レインボーキッチン』

大学帰りによく歩く団子坂のくだり途中に、ハンバーガーレストランが出来ていました。『レインボーキッチン』というお店で、60年代アメリカ風?な内装で、なかなかよい雰囲気です。ハンバーガーはポテト付きで850円からで、ランチタイムは+100円でソフトドリンクついてきますが、やっぱり高級の部類に入りますね。パンズが具材に負けてる感があって残念ですが、和風ハンバーガーなど変わりメニューもあり、また来てみようという気にはさせてくれます。

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2004.04.12

アイリッシュパブ『オコンネル』

いつのまにやらJR日暮里駅の東口ロータリーのところに、アイリッシュパブが出来てました。『オコンネル』というお店で駅の反対側のビルの2階にあります。地ビールもあったし、料理も本格的でした。といってもアイルランド行ったことはないですが。しかし職場のある六本木でみかけるような小洒落た店が日暮里にあるというのも何だか変な感じです。
ちなみに不思議なカップル客がいました。バグパイプとアコーディオンみたいな楽器をそれぞれ持ち込んでいて、注文をして席についてから、おもむろに調律して演奏しだしたのです。話を聞くとこの店では初めてとのことで、どうやら店から店を渡り歩いている様子。楽しいハプニングでした。

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