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2004.05.31

哲学から学ぶ生き方part3

総合授業の第三回目。四書の内『論語』『孟子』、おまけで『荀子』をちびっと読みました。『論語』は仁と礼について、『孟子』は性善説について、『荀子』は性悪説について、重要なところを抜粋したんですが、時間が足りませんでした。

『荀子』は現状認識として正しいけれど、それで生きていくのはしんどい、『孟子』のように人の善意を信じていこうという、ややアツい結論になりました。いや本気でそう思ってますが。『荀子』の進化史観と、『孟子』の循環史観(こっちが儒学正統)を比べた場合、こと人間の生き方で考えると、『孟子』の方がすぐれていると考えます。『荀子』の考えでは「なぜ善く生きるべきか」ということを説明できません。しかし『孟子』では人は誰でも最初は善人だったと考える。だからそこへ回帰しようと呼びかけることができます。循環史観はやりなおしが効くわけです。

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