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2004.05.01

リブリエで漢籍が読みたーい!

先週、東京国際ブックフェアに行って、松下とソニー両方が開発した電子ブック端末を見てきました。実際にどっちが普及するかはともかく、端末自体はソニーの圧勝です。ソニーのリブリエはホントに液晶?と疑いたくなるくらいの画面の質感でした。それから比べると松下のΣブックはおもちゃみたいです。ちょっとあれで文章読む気はおきません。
まあリブリエも画面の切替がじんわりと遅く、もう少しどーにかしてくれと思いますが。

確かにリブリエは素敵なガジェットですけど、果たして普及するかアヤシいなあと思ってしまいます。というのもオンリー貸本方式だそうで。著作権の問題を考えれば確かに正解もしれませんが、電子データであっても所有欲というのはあるでしょうに、好きな本をずっと手元においておけないというのはつらい。その上、独自コンテンツ作るのがこうも敷居高くては。そもそも端末自体がどれだけ売れるものやら。
しかし、実はリブリエには期待するところ大なんです。というのも電子ブックの規格がXMLをベースにしたBBeB規格ということで、ブックフェアでコンテンツ作成のためのBookCreaterというソフトを触らせてもらったときに、ソースを見たんですけど、文字コードはUTF-16を使ってました。ではでは、とその場で中国語IMEを使って漢字を入力させてもらったところ、何とけっこう表示できちゃうんですよねえ。Adobe-Japan-3だか4だか相当の文字を収録したイワタのフォントをリブリエでは使ってるとのこと。しかも端末にないフォントは埋め込めるとのことです。現状ではフォントの著作権も考慮して、ソフトの方で埋め込めるものを制限しているとのことでしたが。
しかし規格の方でも制作ソフトの方でも、多漢字対応はばっちりなんですよ。

こ、これで大漢和辞典を出してくれんじゃろうか。端末込みで10万円くらいならうっかり買っちゃうかも。
いやいや自分が専門の道教経典を電子化してリブリエで持ち歩いたらどうじゃろ。か、かっこいー。
。。あれ、何か違うな。ともかく、妄想をいたく刺激してくれるのでした。ただし、このソフト、個人向けには販売せず、出版社オンリーだそうで。これも海賊版流通を防ぐための著作権保護の仕組みの一環だそうです。ううむ、ホントに学術目的のための利用に門戸を開いてくれないかなあ。

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