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2004.06.30

カフェ『ラキ』

ソニービルにあるカフェ『ラキ』、前から気になってたんですが、ようやく行ってきました。「楽器」と漢字であてているので、中国茶が売りなのかなと期待していたんですが、ベトナムコーヒーの方がメインでした。デザートが700円前後という高めな設定で、おしゃれでボリュームもそれなりだったからいいものの、食後に来るのはつらいところです。昼間にランチをかねてというのが正解かも知れません。

ただ、デート向きではありますが、どうもかっこうだけのようです、このお店。僕はプーアル茶を頼んで、あったかいお茶はポットで出ますと書いてあったので、おかわりしようと期待していたら、なんとポットの中には茶葉がなかったのです。おいおい。再訪する気がなくなってしまいました。雰囲気よかったんだけどなあ。

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2004.06.19

強いぞ観音菩薩

道文研の例会に出席してました。観音説話の伝播と、謝靈運と道教の関係についての発表でした。以下、発表を聞いての妄想

謝靈運が世話になっていた杜明師は、陳寅恪の「天師道と海浜地域の関係」にも出てきました。この論文、昔授業で読んだけど、すごくおもしろかったんです。『項羽と劉邦』や『三国志』の時代に暗躍?していた道教教団の実態(当時の宇宙観を背景として皇帝に房中術をもって取り入ったり、各地で反乱起こしたり、がんばってます)を歴史史料から再構成するという、いやこれ誰か小説に書けってばよというネタなんですよね。五斗米道については、陳舜臣が書いていたような気もするけど、ちょっと覚えてないです。
観音説話の方は俗文学詳しくないんで勉強になりましたが、確かに台湾にいたときにTVドラマで観音伝奇とかなんとかやってたのを思い出しました。流しで1,2度見ただけだったんですが、観音菩薩がまだ人間、それも古代王国の王女だった頃の話って何じゃそりゃとその時はびっくり。ちゃんと伝統に沿ってるんですねえ。そうそう一応美人女優?が観音をやってました。地方劇やら小説やらの俗文学は現代のサブカルチャーに接続してきてるとなると、カルスタの方法とか有効かもしれません。とはいえ、日本のマンガがアカデミズムにおいて正しく論じられてないのと同様に、TVドラマまでを射程にした議論がさせてもらえるかどうか。国外なら金庸学会があるぐらいだからいけるかもしれませんが。

飲み会で「萌え萌え楊家将」というので盛り上がりました。劉備を女の子にしたマンガすらあるんですから(最近見かけました、まじめなストーリーものでした)、よっぽどいけるのでは。楊家将については、二階堂さんのサイトへどうぞ。

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2004.06.17

文字情報処理シンポ報告(3)

書きかけ。。。

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2004.06.16

文字情報処理シンポ報告(2)

書きかけ。。。

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2004.06.15

ハンバーガー『ワンズドライブ』

白山通りにある『ワンズドライブ』はなんと、数年前に本郷通りにあったワンズバーガーでした。けっこう好きなお店だったんですが、いつのまにかなくなっちゃって、フレッシュネスバーガーと競合しちゃったからかなあとか思ってたんですが、見事復活して、アメリカンな内装はそのままで、おまけにメニューにごはんもの(タコスライスとか)も増えてなかなかいー感じのお店になってました。

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2004.06.14

文字情報処理シンポ報告(1)

6月9日にあった花園大学のシンポ、行けるかどうか悩んでいたのですが、無事有休とって行って来ました。シンポの内容はそのうち公刊されるそうですが、せっかくなので、現時点の雑感をメモしておきます。もろさんのブログにあわせて三回構成で。

さて、まず過去パート。

師茂樹(花園大学)「思想史としての文字情報処理: 問題提起として」
文字コード、特にUnicodeをとりあげて、その基本理念に、(抽象的な意味というかイデアを文字の本質として考える)本質主義と音声言語中心主義があることを指摘し、「西洋哲学の伝統(およびそれに対するデリダらの批判)をからめつつ」、そこにはらまれる問題を指摘したもので、文字コード談義の中では、もろさん自身がこれまで何回か論じてきたぐらいで、あまり問題視されてはこなかったと思います。
技術系の人、後半の発表を担当されている、現場の人たちからは、「自分たちの関わってきた問題が人文学の立場からそのように解釈できるのか」といったような感慨があり、非常に好意的な評価でした。他方、人文系からは(といっても、口を開いたのは生物学のせんせでしたが)、寄っているところの東浩紀のデリダの解釈が違うし、そもそもデリダを使うのはいかがなものか、エーコの方か、むしろもろさんが専門の仏教学からのコメントの方がよくないかといった批判がありました。
僕自身はデリダのことをちゃんと勉強していないので、批判の是非はわかりませんが、もろさん自身が人文学の問題として文字コードを扱うために戦略的にデリダを使っているという応答があったことをふまえれば、人文系の側でデリダに(もっといえば東浩紀に)好意的でない人間がどうも一定数いるようであることをふまえずこうした事態が招いてしまったという事実が、もろさんの議論の失敗ということになるでしょう。人文学の外からみれば、派閥的な問題でしかない(東理解が本当に間違ってるのか?と問い返したら解釈をめぐる論争になちゃう)、些末な問題ですが、背中から撃たれるのは嫌なものです。このへんは、電子テキスト論をさかのぼるとデリダとか使ってるんで、研究史をくっつけて、批判の矛先をかわすという基本的な作業を行っていれば回避できるでしょう。もちろん、もろさんはふまえたうえでの議論だったのでしょうが、明示されなければ範囲外の相手には届かない。そのうえで、漢字方面の文字学の議論を展開すれば盤石でしょう。うーん、このへんは中国哲学を専門にしている人間がやればいい話か(僕だ!)。

続く。。。

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2004.06.13

ブログ入門

今こそ始めよう! 春からのブログ入門で、最新事情まで含めたブログ案内を連載しています。

一時期、日記サイトと宗教戦争っぽいことしてましたが、大手プロバイダが次々とブログのサービスを提供するようになり、大勢は決したようです。結局、コンテンツの内容云々ではなく、それを提供するためのシステムの標準化に関してブログの方がすぐれていた、というだけなんですが。特に日本語以外の文字を使う可能性がある僕なんかには、utf-8ベースは有り難いです。例えば楽天なんかも使いやすい日記サービスを提供してますが、Shift-JISベースなのがいただけません。

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2004.06.12

ドリトル先生シリーズ

僕にとっての『ビッグ・フィッシュ』は、ドリトル先生シリーズです。お話しの読み聞かせが大好きで、地方の昔話から児童文学までいろいろ読んでもらったんですが、いちばん好きだったのが、ドリトル先生でした。人間嫌いで動物の言葉が話せる動物のお医者さんであるドリトル先生が、世界中飛び回って病気やケガで困っている動物を助けていく物語で、家族の動物たちとのほのぼの話から、海の底や月世界まで出かけていく冒険譚まで、古めかしいイラストと語り口で子供だった僕の心をわしづかみにしました。
あんまり何度も読んでもらいたがったので、何回目かにいいかげん自分でも読めるだろうと言われて、読み出したのが僕の読書経験の原点の一つかも。「すこぶる」とか古い言い回しをドリトル先生で覚えて使ってた小学生でした。

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2004.06.11

カルフォルニアロール『rainbow roll sushi』

麻布十番の駅を出てすぐのところにある『rainbow roll sushi』に行ってきました。なんでもニューヨーク発祥の、「"ヘルシー"をキーワードに、先入観のない感性の中でアボカドやサーモンスキン、ソフトシェルクラブ等の変わりネタを使った新しい料理として姿を変えた」巻き寿司が売りのお店なんだとか。一頃前に流行りましたよね、遅れてミーハーしてきました。
飛び込みで入ったら、カウンターなら大丈夫ですということで、待たずにすみました。板前さんの仕事が見えるようになっていて、ちらちら確認してましたが、けっこうちゃんとした仕事でした。うわ、えらそう。
でも、味はおいしかったし、酒類も高過ぎはしなかったので、また来てもいいかなという気分になりました。回転寿司に比べればそりゃ高いけど、価格設定は内容に見合ってるんじゃないでしょうか。

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2004.06.10

『ビッグ・フィッシュ』

ビッグ・フィッシュ』見てきました。泣ける映画でした。ユアンマクレガーのそこはかとないうさんくささが話に合ってました。
ティムバートンが現実にソフトランディングするとこうなるんですね。

一般向け感動作品になってますが、僕にとってはそれ以上の出来でした。モチーフが他人事のように感じられないんですね。
大ぼらは吹かなかったですが、父も僕が子供の頃、よくおとぎ話を読んでくれてました。短い絵本から長編の本にうつって、やがてどうにか自分で読めるようになるまで、毎晩少しずつ読んでくれてました。
僕の場合は、さして親子対立もせず、大人になって中国の宗教史を研究するようになり、おとぎ話を現実にしてしまったわけです。

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2004.06.09

台湾青果株式会社

台湾青果株式会社では、台湾のおいしい果物を直販してくれます。今の季節だと、マンゴーとライチです。サイトから注文書を印刷してFAXすると、数週間後には箱単位でどさっと届いて、ジューシーな果物を堪能できます。うひひ。そりゃ台湾で食べた方がおいしいですが、さすがにちょくちょくは行けないし、お店で買うよりは断然お得です。

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2004.06.08

陰陽の貴賤

また仕事で遅刻しつつも、春秋繁露研究会に参加。最近ただでさえ低い読む力がますます衰えてる気がしてます。いかん、いかんです。

陰陽は西洋的二元論と違って陰と陽の間に自然な流通がある、てな感じのことを言われてたことがあります。確かに五行と同様に陰から陽へ、陽から陰への移行は発生する訳ですが、他方、陽と陰との間には明確な境界、貴賤の差があります。陰陽とは、光が粒子であり波であるように、この両方の特性を併せ持つんだ、とか考えると、しかし大きな誤解を生むでしょう。少なくとも董仲舒の段階では、陰と陽は相補的ではあっても一方が他方に変化したりはしないのです。
というのも董仲舒のまなざしの基本はこの世界、陰陽の気が働いている「場」に注がれているんですね。その場における陰と陽の関係は一方が他方に浸食しとってかわるように見えますが、それはコップの中に珈琲とミルクを注ぐようなもので、両者の分量の多少で珈琲に見えたりミルクに見えたりしますが、決して珈琲がミルクにはならないのです。陰と陽も気としてはそれぞれ独立しています。
より単純な説明が真実に近いとすれば、少なくとも陰陽に関しては、矛盾する資質を兼ね備えているのだなどとぶちあげないでも、陰陽の働く場/空間を想定するだけで簡単に説明できます。この方が自然界に例をとりやすく、実際の理解に近いでしょう。
こうした空間を意識するのは、実は中国哲学では基本的な要素の一つといえるでしょう。例えば『老子』の無の思想などがそうです。このことをきちんと論じてる人は、いてくれないと困るんですが、今ちょっと思い当たりません。困った。

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2004.06.07

哲学から学ぶ生き方part4

総合授業の僕の担当前期最終回。テストを実施しました。問題を二つ。
問題その1は、『大学』の八条目や『孟子』の四端説などこれまでの授業でとりあげた儒教の言葉を使って、現代社会の諸問題を分析せよというものです。違った角度、特にあからさまに「善」なる立場から物事を見る訓練、のつもり。そこに従って生きるかどうかはともかく、とか言い訳をしなくてはいけない世知辛い世の中な訳ですけど。
問題その2は、儒教道徳である「仁」「義」「礼」「智」「信」「忠」「孝」「悌」のうち、恋人に対して求める条件として考えられるもの上位3つを挙げて、その理由を簡潔に述べよというものです。自分に、ではないのがポイント。この手の建前は他人に要求する方がたやすいので。あと「欲」「利」を加えてもいいですよ、と妥協はしましたが。

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2004.06.06

旬の対談集

季刊インターコミュニケーション』49号は、対談特集でした。オタク・映画批評・デジタルアート・リベラリズム・生命情報学に関する5つの対談で、映画批評はちょっとどうかとも思いますが、その他はここんとこ旬の議論で、斜め読みしただけでもおもしろいです。あとレッシグのインタビューも載ってました。

それにつけてももっと読書しないと。

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2004.06.05

うどん『はなまるうどん』

讃岐うどんチェーン店『はなまるうどん』、上野で見つけたので、ふらっと入ってしまいました。小盛りで300円弱が主流のリーズナブルな価格設定なのに、ついついカレーかま玉を注文。このお店は、ルーをどろっと汁なし麺にかけたタイプのカレーうどんで、僕のツボにばっちりはまるんですよね。
おふくろの味になるんでしょうか。母がどかんとカレーを作ってくれたとき、ごはんばかりだと飽きるので、ほどよく煮詰まってきた作ってから2、3日後に、うどんを茹でてそこにカレーをかけて食べてたんです。これがうまかった。
『太陽にほえろ』で、カレー好きな刑事がいて、犯人に捕まった回があったんですが、そこで事件に巻き込まれたせいですっかり冷えていたカレーをこれはこれでうまいんだとか言って、食べてたのを思い出します。ごはんorうどんとカレーとで、両方あつあつはもちろんうまいんですが、どっちか冷たくても温度差の刺激で別のおいしさを感じるんですよね。そういやどこかの食品会社が最近冷たいカレーを商品化してたはずです。

何でだかここ数日、チョコかうどんかだなあ。

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2004.06.04

チョコレート専門店『テオブロマ』

渋谷の奥の方にあった『テオブロマ』が池袋東武に出店してました。いつのまに。ここのじゃり(の形に加工したチョコ)は人にあげるのに評判いいんですよね。形がおもしろいし、おいしいし。今度、仕事の帰りに寄ってみようかな。

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2004.06.03

うどん『うちたて家』

池袋東口にある武蔵野うどん『うちたて家』に行ってきました。去年だか、ゴールデン進出前のDEBUYAで紹介してて、ずっと気にしてたので、まあ1年越しですか。いや他に気にすることあるでしょーに。
お店の売りは手打ちの豚汁うどん。もりうどんを肉のうまみたっぷりのあったかいつゆにつけて食べる鴨南蛮スタイルです。普通盛り・大盛り・特盛り・二枚盛り・1kg盛りと自慢の手打ち麺をたっぷり堪能できます。ああおいしかった。

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2004.06.02

チョコレート専門店『デカダンス ドゥ ショコラ』

渋谷マークシティに、おや宝石店かなと思わせる店構えのチョコレート屋さんがオープンしてました。代官山にある『Decadence du Chocolat』の支店だそうです。シックな内装の中、宝飾品を並べるかのごとくショーケースにチョコを整然とディスプレイしてあり、ちょっとお洒落すぎて気圧されることしばし。何とか試しにいくつか買って食べました。1個200円前後。確かにおいしい。
いろいろある中、特に気になったのは産地ごとにチョコをシート状にしてあって食べ比べができるようになってるのと、箱からチョコで作ってあるのの二つ。うう、今度買ってみなくては。

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2004.06.01

白田秀彰の「インターネットの法と慣習」

HotWired Japanの白田秀彰さん の 「インターネットの法と慣習」、毎回勉強になって、とてもおもしろい連載です。その第11回「法律の重みについて II」は、僕自身前々から思っていたことをずばりと、しかも制度的な裏付けを元に展開されていて、むちゃくちゃ納得しました。

アメリカと日本の法律の制度的な性格の比較分析から、日本では社会運動による政治への影響行使が難しい環境にあり、現実的な手段としては「投票」によって政治家を選ぶしかないという結論を導き出しています。その結論部分に以下のコメントがあります。

デモとか抗議集会とかは、「祭り」でしかない。政治家も裁判官も「人間」としては、そうした「運動」の圧力を感じるかもしれないけど、制度の一部である「官」としては、そうした「運動」に拘束される理由がない。無視することができる。対して、法律は「官」を拘束する。法律を無視した「官」は処罰される。効くか効かないかわからない方法よりも、効くことがはっきりわかってる方法を採用すべきじゃないのかな。

だから、「デモに1万人来ましたぁ♪ 大成功ですぅ!」とか言って喜んでいるよりも、しっかりした実証データとか具体的な政策案とかを掲げて、議員たちにロビー活動をするほうがはるかに有意義だと思うんだ。

最後のところは、市民活動家だけでなく、今の思想家(といえるかどうかはともかく、人文諸科学の業界人)にもあてはまる痛烈な指摘です。「マスコミや一般人は物を知らない連中だな」とか言って思想を弄んでいるよりも、することあるんじゃないの?と思うわけです。高度な理論、高邁な思想があっても、居酒屋の愚痴と結局同じ効果、言ってる人間のストレス解消にしかなってないですもん。

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