ドリトル先生シリーズ
僕にとっての『ビッグ・フィッシュ』は、ドリトル先生シリーズです。お話しの読み聞かせが大好きで、地方の昔話から児童文学までいろいろ読んでもらったんですが、いちばん好きだったのが、ドリトル先生でした。人間嫌いで動物の言葉が話せる動物のお医者さんであるドリトル先生が、世界中飛び回って病気やケガで困っている動物を助けていく物語で、家族の動物たちとのほのぼの話から、海の底や月世界まで出かけていく冒険譚まで、古めかしいイラストと語り口で子供だった僕の心をわしづかみにしました。
あんまり何度も読んでもらいたがったので、何回目かにいいかげん自分でも読めるだろうと言われて、読み出したのが僕の読書経験の原点の一つかも。「すこぶる」とか古い言い回しをドリトル先生で覚えて使ってた小学生でした。
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