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2004.06.19

強いぞ観音菩薩

道文研の例会に出席してました。観音説話の伝播と、謝靈運と道教の関係についての発表でした。以下、発表を聞いての妄想

謝靈運が世話になっていた杜明師は、陳寅恪の「天師道と海浜地域の関係」にも出てきました。この論文、昔授業で読んだけど、すごくおもしろかったんです。『項羽と劉邦』や『三国志』の時代に暗躍?していた道教教団の実態(当時の宇宙観を背景として皇帝に房中術をもって取り入ったり、各地で反乱起こしたり、がんばってます)を歴史史料から再構成するという、いやこれ誰か小説に書けってばよというネタなんですよね。五斗米道については、陳舜臣が書いていたような気もするけど、ちょっと覚えてないです。
観音説話の方は俗文学詳しくないんで勉強になりましたが、確かに台湾にいたときにTVドラマで観音伝奇とかなんとかやってたのを思い出しました。流しで1,2度見ただけだったんですが、観音菩薩がまだ人間、それも古代王国の王女だった頃の話って何じゃそりゃとその時はびっくり。ちゃんと伝統に沿ってるんですねえ。そうそう一応美人女優?が観音をやってました。地方劇やら小説やらの俗文学は現代のサブカルチャーに接続してきてるとなると、カルスタの方法とか有効かもしれません。とはいえ、日本のマンガがアカデミズムにおいて正しく論じられてないのと同様に、TVドラマまでを射程にした議論がさせてもらえるかどうか。国外なら金庸学会があるぐらいだからいけるかもしれませんが。

飲み会で「萌え萌え楊家将」というので盛り上がりました。劉備を女の子にしたマンガすらあるんですから(最近見かけました、まじめなストーリーものでした)、よっぽどいけるのでは。楊家将については、二階堂さんのサイトへどうぞ。

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