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2004.07.12

『スパイダーマン2』

スパイダーマン2』見てきました。各所で絶賛されていた通り、マーベルヒーロー青春白書になってました。ヒーロー活劇にして青春ドラマ、男子必見ですねえ。前作では最後の戦いが物足りなかったですが、今回はそうした瑕疵もなく、普通のアクション映画としてもしびれるできばえでした。
ビッチの穴での澤井健さんの評にはまったく賛成です。

 MJを演じるキルスティン・ダンストに対して「あの女ムカつく」「ブスのくせに」という声が前作公開後に多くあがっていたのが記憶に新しいが、コミックヒーロー物の映画でここまでリアルなヒロイン像が描かれた事もまた、初めての事態だと思う。

 「彼女」は「彼」が自分を顧みずに目的に向かって精進するのを喜ばない。それは「目的に向かって精進すること」を喜ばないのではなく、あくまで「自分を顧みないこと」を喜ばないのであって、原因は「彼」が「そうなってしまった理由と現状を話さないから」、要するに「正直な気持ちを話さないから」だ。

 …………

 そして「彼」と「彼女」はさらに孤独になっていく。「彼女」のほうは、孤独のあまり自暴自棄になるだけの健全さを持っているのだが、「彼」のほうはどんどん内省的になり、ついにはその孤独と絶望が「彼」の心と体を蝕む。

 『スパイダーマン2』の中で描かれるのは、そんなよくある話で、だからこそ外見上も美しすぎないキルスティン・ダンストの「リアルな」容姿が有効に作用する(そもそもMJは、さえないオタクな高校生だった主人公が密かに憧れていた「隣の女の子」なのだ)。トビー・マグワイアの容貌が主人公に最適な事は言うまでもない。

ホントにカップル揃ってぱっとしない容姿であります。

それはそうと、『ビッチの穴』は古いページがアーカイブされずに消されてしまってるんですね。
何考えてるんだ、講談社。消すときにはせめてちゃんと出版してほしいもんです。仕方ないので、やや長めに引用しておきます。

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