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2004.09.02

ハリポタ第5巻

シリーズ第5巻、『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』(amazon,bk1)を読みました。。。現実逃避。4,200円を3時間弱で消費してしまいました。割高感あるなあ。

後述するよう、訳文に引っかかるところはあるものの、良質な児童文学だなと感じました。子供時分からメルヘンやファンタジーを読んでいた読書経験からみれば、たいして物語や世界観に独創性があるわけでもない、よくあるような話でしかないんですが、しかし考えてみれば、そもそもこうした読み物はディティールがおもしろいかどうか、なんですよね。してみると、現代社会に隠れて、魔法使いたちが自分たちと同じような学校生活を送っていて、同じようにいたずらをして、同じように試験に苦労してというところ、そしてそこに登場する数々のアイテム、が今の読者にとってのリアルなおもしろさになってるんでしょう。たぶん、僕が子供の頃に読んだら、おもしろいと思ったか難しいところです。田舎育ちで試験勉強に縁がなかったので。
気になることといえば、ちょっと訳文に問題があるように思えます。読んでてつまずくことが多いんですよね。翻訳が下手ということなんでしょう。原文読んだことないんで訳が正確かどうかは知りませんが、問題はそこにはありません。だって児童文学なんだし、原文に忠実な訳をすることは要求事項として高くないでしょう。日本語として自然に読めるかどうかが大切なはず。仮に原文が元々描写不足だったとしても、それこそ意訳をしてでもどうにかしてくれないと。楽しく訳されてるなと思うところもあったので、全部が全部ダメという訳ではないですけど。あ、でも会話のところも現代っ子ぽさが感じれない、というか時々ぽろっと古くさい言い回しに訳しているところがあり、そこも難点だと思いました。山形浩生さんの訳で読んでみたい、と思っちゃいます。

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