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2005.03.06

リブリエに勝って欲しい訳

国産の電子ブック専用リーダーとしては、リブリエとシグマブックとがあるわけですが、コンテンツに対する姿勢を比較したとき、リブリエの方に軍配があがります。シグマブックの方は画像データでやってて、それは海外への売り出しとか考えるときに文字コードの心配しなくていいから一つの考え方であることは分かりますが、松下の人が言うには、「我々は本を開発した。本に検索機能はない。だから、ΣBookにも検索機能はつかない」んだそうで、専門書や研究書で巻末に索引がついてるのとついてないのでどんだけ使い勝手が違うか分かっていない、人文研究者にまったくもってうれしくない仕様なんですね。その点、ソニーの方は電子辞書までも視野に入れたBBeB規格を立ち上げて、文字データをきちんと扱えるコンテンツ作成を目指してくれてます。電子ブックいいなあと思ってる研究者はリブリエを応援しましょう。

あー、でもリブリエもハードには検索機能がついてなかったっけ。かゆいところに手が届かないのがおしい。PC用のリブリエのリーダーはUnicode対応してくれててすんばらしいんですが。でも現時点での多漢字電子ブックの可能性はソニーのBBeB規格がいちばんなのは間違いありません。中国での売り出しを考えているのなら、アップルのiPodのように多言語対応のハードにしてくれればいいのに、と思います。デフォルトのフォントに、ちょちょいとグリフを増やすだけのことなのになあ。あとリーダーぐらいはOSX版出してほしいです。普及前から囲い込むと、iPodに負けたように電子ブックでも負けんじゃないかと心配です。このあたりはファン心理ですが。

付記(3/8):
ΣBook Buliderなるソフトを使えば、シグマブックでもテキストファイルの読み込みができるようです。binWordさんの昨年の東京国際ブックフェアでの電子書籍レポートに詳しいです。僕もブックフェア行ったんですが、正直シグマブックにはモノ心が動かず放置してました。反省。とはいえ、どうも単に表示できる以上のものではないようです。あと、文字コードがさっぱり分かりません。問い合わせメールの返事待ちですね。

付記(3/10):
テキストファイルは基本JIS第一、第二水準まで。テキストをソフト側で画像に変更するそうです。うーん、それではおもしろくないです。

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