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2005.04.20

伝統の重みの価値を見直す

ドイツの法学はァァァ世界一イィィィィィィィッッッ!!!」by白田さんのエッセイを読んで、思わず法学のところに儒学を代入してしまったのでした。近代ドイツ法学の父は、

目の前にある封建的で不合理な現状を打破する統合原理・指導原理を古代に求めた

そうですが、規範を古代に求めるこの考え方、儒学の基本でもあります。してみると、近代中国の学者たちの伝統の中に近代を見つけ出す営為は、それなりに普遍的で妥当性をもつものであったと前提してよいのでしょう。また同時に、現代に生きる中国哲学者としての僕たちにとって、研究スタンスがどうあるべきかという示唆にもなるのではと思います。

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2005.04.19

宇宙の始まりはしずく?

asahi.comより。

物質を形づくる究極の基本粒子クオークは超高温でバラバラになるが、気体のように自由に跳び回るのでなく、しずくのような液体状態にあったと考えられる

そうで、おお、「太一生水」だあと思ってしまいました。

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2005.04.14

論文博士がなくなる?

Yahoo!ニュースより。

企業や公的な研究所で業績を挙げた社会人が、論文などの審査を基に博士の学位を得る「論文博士」制度を廃止し、大学院のカリキュラム修了者を対象に与える「課程博士」制度に一本化する方向で一致

したそうです。うーん、文学部の場合、大学院を修了した研究者が長い研究の果てに成果として公刊した書籍をもって、「論文博士」と認定するのがならわしなのですが、ここからはそうした「伝統」を感じさせるニュアンスは伝わってこないですよね。人文系はどこもだいたい同じだと思うのですが、それは特殊事情だとして無視されたんでしょうか。まあニュース記事だけなのでそのあたり言及されてないだけかもしれません。
僕自身は課程博士をゲットしてるからいいですけど(仕事もあって手直しが進んでないですが、いやまあそれはそれ)、いまだに「博士であれば「論文博士」でなくてはね、以後ますます精進したまへ」と博士後期修了してそのまま投げ出される院生もいるんですが、どういう救済措置があるんでしょうか。現状では博士課程入学後8年以内でないと再入学して課程博士の取得が出来ないとか制限があるんですが、ここを緩くしてくれるんですかね。
しかし制度上一本化してくれれば、きちんと指導しなくてはいかんという意識が教員側にも芽生えますから、理不尽な目に遭う院生は減るかもしれません。

【追記】(5/23)
取得の期間制限は大学によって違うようです。上記のは僕が学位をとった大学の話です。
文科省の公式資料では、人文系の場合、

学位論文に係る研究についての中間発表、学生の研究遂行能力を適切に把握するための専門分野及び周辺分野の理解度に関する口頭試験の実施、論文公聴会、論文審査会等の中間的な段階を適切に設定していくことが有効

だということですから、ようすれば、教える側がしっかりせいよ、ということですね。そういう体制ができている大学はどれほどあるでしょう。それに公聴会とか審査会とか、現状からして院生には負の圧力しかかからないような気がします。学問の自由は同世代か上の世代にしか認めない大先生はまだまだいらっしゃる訳で、そうした一方的な師弟関係の効用は確かに認められるでしょうが(内田樹『先生はえらい』など参照)、それはパーソナルな関係において有効なのであって、制度的な後ろ盾を与えてしまうのはまずいでしょう。学問は義務ではありません。縮小再生産が強化されはしないでしょうか。

【追記】(5/27)
たださえとんでもない教授と院生はいるものだ、というこわい話。よき指導教授・よき先輩に出会わなかったら、業界に見切りをつけてたなあと、縁あったことを感謝してしまいます。そうそう反面教師にも感謝を。

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2005.04.10

駒形どぜう

さて、浅草についてまずお昼を食べようということで、駒形どぜうでどじょう鍋にすることにしました。時間は2時を回りかけてたんですが、さすがにお客さんがけっこういました。並ばずにはすんで助かりましたが。洋食も考えたんですが、ここは昨日と同じく江戸情緒で攻めてみました。このお店も建物がいい感じに古びていてよかったです。
注文したどじょう鍋ですが、『恨ミシュラン』()で酷評されてましたが、僕はまあ、味はこんなもんかなといった感じでした。だってどじょうですよ。びっくりするほど旨い訳がない。しかし味はしっかりしてました。どじょう汁もなかなか。上品な田舎料理といったところでした。母たちには初めてどじょう食べたわ~とちょびうけ。建物が何よりいいですし、話の種に一度は来ても損はしないと思いました。ちなみにどじょう、養殖で山口県産だそうで。おっと同郷だったのか。
おなかもふくれたところで、雷門へ直進。浅草散策ですが、おなかいっぱいだったので買い食いとかもせず、仲見世通りを抜けて浅草寺にお参りし、ロック座とかあるあたりを歩いて、うむうむ浅草には来たぞといった感じでした。ここで母がついでだからとげぬき地蔵にも行きたいと言うので、タクシーを捕まえて上野に向かいました。

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水上バスでお花見

今年2度目の浜離宮をぐるりと一周して、水上バス乗り場に向かいました。浜離宮は他の庭園と比べると、元狩り場だっただけあって、隙も多く、母は最初不満気でしたが、奥まで行ってその広さに納得してました。
さて、水上バスに乗って浅草に移動するつもりだったのですが、さすがに人がいっぱいでした。ただ浜離宮から乗るのは大正解でした。浅草→浜離宮→日の出桟橋→浅草と巡回してるんですが、スタート&ゴールの浅草や日の出桟橋はまあ大行列もいいとこです。その点、浜離宮は浅草から降りる客が一定数いる上、日の出桟橋で必ず浅草で乗った人は降りますから、必ず座れます。特等席に座って隅田川沿いの桜を愛でつつ、浅草へ。この時期は、浅草で船着き場よりもやや上流の花見スポットまでいってくるっと回って戻って来るというサービスがついてます。東京観光で隅田川。基本ですね~。

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旧芝離宮恩賜庭園

つったか歩いてJR浜松町駅側の芝離宮へ。ここも僕初めてでした。ええと、ちょっと小さいですね。入場料もそのためか150円と余所の半額ほど。池の周りを一周したら終わりです。庭の雰囲気自体は悪くないんですが、いかんせん高速と新幹線の通過音が耳に触っていまいち落ち着けませんでした。でも仕事の昼休みとかで、ごはん食べながらちょっと一休みなんてのにはいいかもしれません。花見客もまあまあいました。うーん、かえって穴場かも。
つづいてJRで一駅移動して新橋へ。汐留シオサイトを軽く案内しつつ。浜離宮へ向かいました。

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増上寺

東京花見観光二日目です。すでに早朝靖国神社にお参りしてきたとのこと。母の父(僕のおじーちゃんですね)は戦没者なのでここに祀られているのです。おばーちゃんと母の女手二つで家族を育ててきて、それでけっこう苦労もあったそうな。人に歴史有り。
ということで、最初は神保町から三田線で芝公園まで移動して、浄土宗の本山増上寺へお参り。母の実家は浄土宗なのもので。東京タワーを背景にした本堂の前で散る桜吹雪。うーん、きれいでした。そこから東京タワーに行ってもよかったんですが、今日は花見観光につき、参道をくだって大門・浜松町まで移動。途中、あやしげな和風半地下公衆便所を発見。写真取り損ねたのが惜しまれます。
P1000089

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2005.04.09

小石川後楽園

植物園の後、小石川後楽園に行ってきました。中国の西湖や廬山、日本の木曽川や清水の舞台など、見立てが多く作ってあって、まさに水戸黄門諸国漫遊状態。いい庭でした。桜もえかった。

小石川後楽園

写真は小廬山から撮った桜の景色です。
八卦堂跡の説明に、家光からいただいた「文昌星」像を飾っていたとか。これって文昌帝君ですよねえ。うーん、関東大震災で焼失したのが実におしまれます。

今日の東京観光はこれで終わりです。

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小石川植物園

千駄木交差点からだと、途中までバスで行ってさらに歩くことになるので、最初からタクシーに乗って、一路小石川植物園に向かいました。裏口が花見用に特別に開いていたので、そこから入場。ここは青木昆陽がさつまいもを植えた跡とか小石川療養所跡(伊織さま~って違うか)とか歴史物以外にも、東大所有だけあってニュートンのリンゴの木(の株分けしたやつだっけか)などの記念物もあって、いろいろ楽しいです。
花見だと、ここは一面桜の広場と日本庭園とか見所です。広場の方はさすがに植物園だけあって、いろんな種類の桜が植えられてます。また一本一本が大きくて枝振りがいいんです。上野公園や谷中墓地よりは、花見ならこっちですね。こっそりお酒を持ち込んでる人もいましたね。日本庭園の方は本数はそんなにないですが、かえって贅沢かもしれません。ここには院生の頃までは時々来てのんびりしていました。梅の季節には梅見ができます。
一通りぐるっと回ったところで16時を回っていました。まだ時間があるので、またタクシーを捕まえて移動しました。

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豆腐料理『笹乃雪』

お昼は鶯谷にある豆腐料理の老舗『笹乃雪』にしました。せっかく観光に来ているので、普段田舎では食べられないようなもので、かつ母親世代の口にも合うものということで、まず頭に浮かんだのがここでした。お店の雰囲気もいいですしね。朝顔セット2,600円で、おいしい豆腐を堪能しました。豆腐ばっかりなんですが、けっこうおなかがふくれるのが不思議です。デートでのランチにもいいです、ここ。
食べ終わってから、正岡子規庵と書道博物館の間の路地を抜け、羽二重団子の前を通って日暮里へ。いや、おなかいっぱいだったので、仕方なく素通りしちゃいました。そのまま谷中墓地を抜けて三崎坂を下って、途中いせ辰を冷やかし、千駄木の交差点まで歩きました。まあこれで一応、谷根千散策したことになりますね。途中、母が「まだ長屋があるんだねえ」と感心してました。幽霊浮世絵のあるお寺も説明すると「ああここが」と納得。正直、たんに古い街並みだとうちの田舎の方がよっぽどいいのが残ってるので、少し心配してましたが楽しかったみたいです。

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旧岩崎邸庭園

千代田線湯島駅を降りて、旧岩崎邸庭園に行きました。実は恥ずかしながら初めて行きました。晴れた日にひなたぼっこに行くにはいい庭です。ぽーんと広い芝生が広がっています。
その後、花見客でごったがえす不忍池の真ん中を抜けて上野公園から国際こども図書館(旧帝国図書館)、寛永寺の前を通って鶯谷へ。こども図書館もまだ中に入ってないです。近所なんですが。。。

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皇居東御苑

スタート地点は九段会館でした。母によれば遺族割引がきくんだとか。千鳥ヶ淵の桜が窓から見えて何とも贅沢。部屋はまあ普通でしたが。で、とりあえず歩いて皇居東御苑へ。無料で江戸城本丸跡に登れます。観光客、けっこう来てました。いや僕らもですが。
大手門から抜けて、皇太子ご成婚記念の噴水を見て、地下鉄千代田線へ。噴水そばのレストランは開店前から並んでました。確かにロケーションはええです。今度行ってみたくなりました。

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スカイバス東京

今日からの土日、母が叔母たちと東京花見観光に来るというので、案内を仰せつかりました。いちおうだいたいのコースと食事は考えてありました。うーん、仕事の成果がこんなところに。
で、とりあえず最初は皇居でしょ、ということで、スカイバス東京のお花見スペシャルを提案してみました。二階建てオープンバスで、全席二階自由席。50分くらいかけて皇居一周+銀座を車上観光と、なかなかおのぼりさんには魅力的だと思った次第。個人的には下見も兼ねるつもりでした。
が、朝6時に起きてすでに皇居を一周してきたからいいとのこと。いやいや元気な67歳です。あきれつつも、少しうれしくなりました。

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2005.04.07

讃岐うどん『さか田』

ようやっと行ってきました、銀座『さか田』。いつも前を通っては人が並んでてあきらめてたんですが、今日覗いたらOKでした。ちょっと遅めなのがよかったのかもしれません。讃岐うどんの有名店ということで、職場の同僚からの強力推薦があり、ずっと気になってたんです。
うどんの味はもう噂にたがわぬおいしさでした。おまけに居酒屋としてもばっちり。つまみに郷土の特色があって、しかも安くておいしいのでした。人気店にもかかわらず店主さんがえらく人当たりがよくって、そこもびっくりしました。ふるさとの味って感じでそこもまた感動です。

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2005.04.04

地鶏焼き鳥『伊勢』

前から気になっていた神田駅北口の『伊勢』に行ってみました。狙いの親子丼は昼のみだったので、仕方なく飲みに切り替え。ビールはサッポロ黒ラベルの大瓶550円、地鶏セット(焼き鳥5串)+たたきで1050円(ただし人数分注文しないとダメ)となかなか良心的な価格でした。 たたきがおいしかったです。矢継ぎ早に注文を取りに来るあたり、少し威勢がよすぎましたが、まあおいしく飲めたのでよかったです。ごはんものがなかったのが返す返すもおしまれます。

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2005.04.03

鹿児島料理『遊食菜彩 いちにいさん』

昨日は浜離宮で花見をした後、『いちにいさん』カレッタ汐留店に行きました。黒豚しゃぶは一人前2,100円とけっこうするんですが、他のつまみ類がチェーンの居酒屋クラスの価格でボリュームも十分。焼酎も300円台とたいへん良心的。そして味は文句なしにおいしい。ついつい食べ過ぎてしまいます。カレッタ汐留はまあまあ店揃えがよく(地下だけで上の階は知るよしもないわけですが、もちろん)、浜離宮の後に食事をするのにはぴったりです。

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2005.04.02

菜の花ライトアップ

毎年恒例、浜離宮の桜のライトアップに行ってきました。といっても桜はまだ十分開花してないのは、想定の範囲内、で、目的は菜の花畑の方なのでした。去年は行くのが遅くて、菜の花散ってたもので、今年はとりあえず先に見ておこうかと思ったのでした。いや、もう、きれいでした。背景の高層ビルのネオンがまた味があります。都会ならではの味わいです。
17日まで毎日夜20時半まで入園で21時閉園でやってます。軽食とお酒の売店があります。池のところにある茶屋が今年は屋根に電飾をつけてました。非常に悪趣味で、雰囲気が台無しです。とほほ。やめていただきたい。

p1000083.jpg

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